僕は今まで小説を読むのが苦手でした。
理由としては、紙にびっしり敷き詰められた文字のみからいちいち情景を思い浮かべるのが面倒
だったからです。
だからそんな面倒な作業をするなら、漫画という”それ向け”の作品形態があったのでそれで良いことに
していました。
それ以外にも、小説などの文学作品って中学・高校教育の国語の教材にされているので、娯楽という
感覚がなかったというのもとっつきにくかった原因の一つなんだと思います。。
そんなこんなでかれこれ10年近く小説を敬遠していたのですが、最近になってようやく小説を読みたいと思えるようになってきました。
そのきっかけとなったのが、漫画化もされている「変な家」という作品です。
まああらすじとしては、オカルト記事を作る仕事をしている主人公のもとに「怪しい」間取りの家の
図面が紹介されて、その謎を解明していくというサスペンスホラーみたいな感じです。
これが僕にとってとっつきやすい作品だったのは、「間取り」という概念が僕にとって非常に情景を
想起しやすかったからだと思います。
間取りがこの作品にとってのキーになってくるので、嫌でもその間取りからどんな家だったのかを
考えようとするため、それが小説特有の場面を思い浮かべることの楽しさを教えてくれたんだと
思います。
あと単純に文字が大きい。なのでめちゃめちゃ見やすい。
小説読むのが苦手な人って見開きの文字数が多すぎてそれに圧倒されちゃう人がほとんどだと
思うんですよね。
だから多少分厚くなっちゃっても良いので文字を大きくしてほしいです。
それか高校の参考書みたいにめっちゃ図とか絵を入れてほしい。
それだけで本を読もうと思える人が3倍は増えると思います。
そこから「変な家」を皮切りに、あらゆる小説に手を出して読むようになってきました。
今が大学の夏休みだからというのもあるかもしれません。
今まで部活をやっていて趣味があまりにも少なかったと思うので、これからもっと楽しめるような
趣味を増やしていきたいですね。
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