今日下顎右側の親知らずを抜いてきました．単刀直入に言うと絶望でした．今まで生え変わり間近の乳歯を抜くくらいの経験しかしてこなかったため，周りが親知らずをぬくことになって憂鬱になっている姿に理解ができていませんでしたが，価値観が一気に変わりました．
当時の様子を記憶が鮮明なうちに実況しておこうと思います．まず初めに麻酔を打たれました．確か4箇所くらいに打たれたと思います．この時点ですでに「あ，もう無理だ」となりました．だいぶ昔に手のひらを塗ったことがあるのですが，それとは比にならないくらい不快感がありました．やはり口の中を弄られるのはつらいです．その後，全少年少女がトラウマになる歯医者特有のマシンを使って切開されることになりました．
あの「きゅぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん！！！！！！！！！！！！」という音はどれだけ年を重ねようと恐ろしくて仕方がないです．何なら全身麻酔してもらって気づいたら手術が終わってたっていう方がマシなんじゃないかと思えました．
トラウママシンでの作業が終わると素手で歯を引っこ抜かれました．当然麻酔が効いているので痛み自体はないのですが，顎に衝撃が走るので普通にしんどかったです．先生から「ちょっと歯を割りますねぇ～」と言われたときは「え！？え！？」となりましたが，有無を言わせず「パキィン！！」という音がなって歯を割られていました．そんでもって歯をぐりぐりされたもんで，「これいつになったら終わるんだよ…; ;」と嘆いたら，先生から「終わりましたよぉ～」と言われて再び「えぇ！？」となりました．
抜いた歯を見せてもらいましたが随分と立派でした．さすが奥にある歯なだけあってラスボス級にデカかったです．あんなのが横向きに倒れていたなんて考えただけで恐ろしいです．
それで終わったかと思いきや，今度は麻酔が切れた後に奥歯辺りと喉元がめちゃくちゃ痛くなりました．突然来るというわけではなく，ジワジワと気づいたらめっちゃ痛くなっているという感覚でした．こっちのほうが地獄でした．何もやる気が起きないし食べるのも飲むのもキツイのでかなり苦しかったです．明日になったらなんも痛くない世界線が訪れることを願うばかりです．
そして一番恐ろしいのは，あと1本親知らずが潜んでいるということです．こんな地獄をもう一度味わうことになるなんて鬱でしかないです．ちょうど辛さを忘れたくらいに抜歯するようにしたいですね．だがまあ仕方ないですね…
これも歯列を乱さないための自己投資ですから…
にしてもしんどい…
コメント