アカハラされているかと思った

先日ようやくうちの研究室で一番偉い教授から、研究テーマの承認を得ることができて本格的に研究活動に入ることができました。というのも、そもそも10月の頭に研究テーマの大枠は決まっていて、「次の週にはいくつか詳細な研究テーマを持ってきます」という話だったため、本来であれば先月のうちに研究テーマが決まって教授から承認を得られるはずだったのです。ですがその次の週のゼミが他大から来た教授の研究講座にすり替わったり、そのまた次の週のゼミが休みになったりで全然研究テーマを持ってきてくれないため、我々4年は「俺たち忘れられてんじゃね?」という結論になり、大慌てで作戦会議をして研究テーマ決めの打ち合わせをしたいという旨のメールを送信することにしたのでした。

ですが、メールを送ったはいいものの待てど暮らせど一向にメールが返ってこないのです。その教授はかなり忙しい人で、頻繁に海外に行ったりするほどなのでおそらくキャパオーバーになっているのかな、などと考えていたのですが、合わせて3回近くメールを送っても一つも返信されず、さすがに焦ってもう一人の教授に助けを求めたりしていました。

もう一人いる教授は、僕の研究テーマの分野を専門とする教授であり、おそらくこれから2年間お世話になると思われます。なので最悪一番偉い教授と話が通じなくても、こちらの教授に相談をすればなんとかなるのです。

その教授に「○○先生(メールを一向に返信しない教授)にメールを送ったのですが、一向に返信が来ないのでどうしたのかなって思いまして、、、○○先生って今お忙しかったりするんですか?」と相談したところ、「私の方からも○○先生に掛け合ってみるよ」と言ってくれたのですが、それでもなお教授からメールが返ってくることはなかったのでした。

曰く、○○先生に「出張に行ってきます」という旨のメールを送っても、出張から帰ってきた後にようやく「出張頑張ってください」というメールが返ってきたという話をしていたため、おそらくナチュラルに忙しくて返信はおろかメールをチェックする余裕すらない可能性もあったのです。

そうはいってもさすがに卒論や今後の進路に関わる重要なイベントであるため、なんとしてでも教授にコンタクトを取りたいところでしたが、かれこれ3週間近くが経過して4年はほとんど憔悴しきっているところ、我々はゼミ終了後に無理やりに教授を捕まえる作戦を決行することにしました。とはいっても、いきなり教授のもとに突撃するようでは礼儀がなっていないような気がしたので、一応(どうせ見られないだろうけど)ゼミ終了後の打ち合わせについてのメールを送ることにしました。

するとなんと、メールを送った翌日にあっさり「ではゼミ終了後に打ち合わせをしましょう」と返信が返ってきたのです。メールが返ってきたのがあまりに意外過ぎて、僕は思わず感動してしまいました。院試に合格したかのような喜びに値しました。まだようやく1歩進んだところなんですけどね。

とはいうものの、先輩の話によるとなんの準備もせずに研究テーマ決めの打ち合わせに臨むと、マジで漠然とした研究活動の在り方だとか最新の研究について語られるだけで終わってしまうから、事前にスライドとかを用意して自分のやりたい研究テーマについて話せるようにしておいたほうが良いと言われました。いや、何をやりたいか分からないから打ち合わせをしたいんだが、、、と言いたいところでしたが、僕はめげずにCHAT GPT とGoogle scholar を駆使して研究背景と直近の研究について調べてちゃんとスライドを作って打ち合わせに臨みました。

そしたらあっさり研究テーマが決まりました。マジでこれまでの苦悩は何だったんだって感じでした。これが夏休み明けにできていればどれほど楽だったか、といった感じです。とりあえず次の関門は来月にある研究発表会なので、それに向けて資料の作成を急ぎたいと思います。

こんな感じで普段の研究活動について日記を記していきたいと思います。

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